ora's diary

のちのち独り言(΄◉◞౪◟◉`)

ora、と認知症スレスレのババ②

この人どうしたの??

と、行き交う人の視線が少しキツい。

 

頭に、

自宅からミニバスタオルを巻いたまま、

車から降り、足取り千鳥足、椅子があらば唸りながらすぐ横になり、

他の…何かの症状で時折大声を上げる患者さんに

『うるさい!』なんて怒ったりして、

 

待合室の光も眩しいらしく、

固く固く目をつぶっているババ。

 

やっとこさ入院へ漕ぎつけたその日、

紹介してもらった大きめの病院の待合室にて、

ツレに頼まれ、

いよいよ入院。

 

 

 

この日をどんなに待ったことか…

ババ本人もだろうが、

oraの小5の息子も、

ツレも。

離れに住んでいる『ノブ兄(oraの弟)』も。

 

 

ババには相当申し訳ないが、

家族みんな『本気で参って』しまった…。

 

 

 

 

今まで出来ていた事が出来ない・思い出せないと、

モーレツに焦りまくって泣き、

 

ご飯を食べる・食べたことは忘れないが、

食べれないと泣きながらそれなりに食べ、

 

どうして良いか分からない!

とツレに八つ当たりをして、

ツレもつられて怒って言い合っちゃって…

時々。

 

みんな『痩せた』って言うのが嫌だから外に出ない!

と言いながら、

『この家に居るのも容易でない〜、

大学病院に入院したい〜』と泣き、

 

『眠れない!』と泣きまくり、

3〜4時間は寝ているようで、

時々眠剤2つ飲んじゃった…と日中白目剥いてうつらうつら。。。

 

からの、

 

ガチャッ…とoraの部屋のドアが開き、

毛布を引きずりながら『眠れない〜』と泣いて自室に戻らない午前3時半…

…勘弁…。

 

 

学校から帰ってくるoraの息子に、

『ずっとそばに居て』と、優しく拘束。

片時も離れられなかった息子。

(心優しいから…ババの言葉鵜呑みして。)

…Fortniteの最中に、Wi-Fi切れて息子もキレ…るのを抑えて、

自分のしたい事やりたい事も言いたい事も、

抑えて抑えてそばに居た。

 

 

ツレは、

全てをひっくるめて、

入院の手配まで漕ぎ着けるまで、

本っ当に大変だったと思う…

時折理不尽な事とか無理な事とか言われまくってさ。。。

 

ババに。